
一眼で写真撮ってるんだけど、まだまだ初心者で設定とかよくわからないからいまだに風景モードとかポートレートモードで撮影してる。そろそろカメラのオートモードから卒業したいな!でも、どこからどうやって設定したらいいのか本当にわからない・・・
そもそも自分が何モードで普段撮っているかもよくわかってない!全部カメラ任せの写真じゃなくて、ある程度は自分の思ったように設定して撮影してみたい!
この記事ではそんな悩みを解決するために、ほぼすべてのカメラに搭載されている一眼カメラのAモード(絞り優先)で写真を撮影できるようになる方法をご紹介します!
このAモード(絞り優先モード)を理解するだけで将来的にはすべて自分で設定するマニュアル撮影デビューも目指せますので、この記事を参考にすれば背景のボケ具合と、どんな時も手ぶれ・被写体ブレしないカメラの設定が自分で自由にできるようになります!
自分の撮りたい写真表現ができる設定方法もきっと掴めるはずです!
ぜひお手持ちのカメラとレンズのご用意の上読み進めてみてください!
目次
Aモード(絞り優先)ってどんなモード?設定方法は?
では、Aモード(絞り優先モード)をわかりやすく解説していきます! 操作方法はニコン一眼レフエントリークラスを例にしていますが仕組みは全カメラ同じです!
そもそもAモードというのは、レンズのボケ具合だけ自分で決めてシャッタースピードはカメラが自動で決めてくれるというモードです!
設定方法はモードダイヤルをAに合わせるだけです!(キヤノンはAv)
これでひとまずカメラはAモードになります!
あとはダイヤルを回してFの数値(背景のボケ具合)を変えていくわけです!この数値が大きくなればなるほどピントが前から奥まで全体的に合うようになってきます!
なので集合写真など、みんなにピントを合わせたいときはF8くらいを目安に設定するといいですよ!
人物写真で背景をボケさせたいときはF1.8など小さい値に設定するとよりボケていきます!
カメラによって当然画面や設定方法は微妙に違いますが、Fの数字や考え方は一緒なので参考にしてください!
Aモードはシャッタースピードが自動で決まる
「Aモードにすると、シャッタースピード(SS)はカメラが自動で決める」と先ほど触れましたが、シャッタースピードとは具体的になんなのでしょうか?
シャッタースピードとは
シャッタースピードというのはその名の通りカメラがシャッターを切る速さです!
この数字(シャッタースピード)が低すぎると手ぶれや被写体ブレの失敗写真を量産しやすくなります!
数値が大きければピタッと止めて写せますし、小さければブレやすくなるということです!
しっかり構えて撮影することが条件ですが、1/60〜1/125程度あれば花や、風景、止まっている人物は手ブレ被写体ブレなく撮影できると思います!
スポーツや運動会写真など、走っている人を撮るときに人物をピタッとぶれずに止めて写すには走るスピードにもよりますが、大体1/650〜1/1250あると失敗は少ないです!
シャッタースピードは30秒 〜1/8000など機種によって上限はありますが、F値と同じくシャッタースピード(SS)の数値や考え方は一緒なので理解しやすいと思います!
最後はISO感度でSSをコントロールするだけ!
最後の部分まで来ました!「ISO感度」を理解しましょう!
ここでのポイントは次のような流れです!
これを理解すれば将来的なマニュアル撮影も絶対に理解できます!
では、ISO感度の部分について解説していきます!
ISO感度とは?
ISO感度というのは写真の明るさを調整する数値です!この数字が高くしていくほど、写真に明るさを足していくことができます!
では、暗いときはどんどんこの数値を上げていけばいいのか?というとそうでもありません!
ISO感度を上げるデメリット
ISO感度を上げすぎるとデメリットがあります!
カメラによりますが、数値を高くしすぎると写真にノイズが乗ってきますこの辺は実際に設定してみて確認してみましょう!
ISO感度は100~12800などから設定できます!
ISO感度をたくさん上げてみていくつからどのくらい写真にノイズが乗ってくるか目視で確かめてみるといいですね!
カメラによってノイズの乗り方が違うのですが、基本的にはこのISO感度ノイズが乗りづらいカメラは高級カメラですよ!
AモードでISO感度を変更するとどうなる?
では、Aモードの場合ISO感度をいじるとノイズ面以外で何が起こるのか?
答えは、ISO感度を上げるとシャッタースピード(SS)が速く(SSの数字が大きく)なります!
要するに
という流れです!
では実際にお手持ちのカメラでやってみましょう!
設定の手順
AモードにしてSSの数値が小さすぎるならブレないSSになるようにISO感度を設定。SSの数値が高すぎる場合はISO感度を小さくするといった具合で調整していきましょう!
いかがでしょうか?上で書いた通りになったはずです!
カメラによって設定できるISO感度の上限はありますが、SS、F値同様にISO感度の数字や考え方は一緒ですのでこれが理解できればマニュアル撮影へのゴールはすぐそこです!
あれ?ISO感度上げても明るくならない?
実際にお試しになってお気づきになられましたでしょうか?そう・・・AモードでISO感度を上げても写真の明るさには一切影響しません!
なぜかというと・・・ この続きは次の記事で触れたいと思います!↓

今ここで触れるとせっかく覚えたAモードがややこしく感じてしまうかもなので一旦やめておきますね!さわりだけ少し触れておくとすると、”ISOをあげるとSSが上がる”ということです!
なので、
まとめ
この記事では、Aモード(絞り優先モード)で写真を撮影できるようになる方法をご紹介しました!
慣れてくると「もっと写真撮りたい!」と思えるようになってくると思うので、どんどん撮ってください!笑
この記事を見ていただくとわかるように、F値(絞り)・SS(シャッタースピード)・ISO感度の三角関係は写真の基本です!
たった3つなんです!
この関係性が理解できたら撮れる写真が何億万パターンと広がります!
今回の設定を覚えると、背景のボケ具合と、手ぶれ被写体ブレしないSSの設定が自分で自由にできるようになります!ぜひAモードからはじめて「自分なりの写真表現」を磨き上げてみてください!
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この記事の続きはこちら!↓

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