【3分で読める】バスケ撮影を攻略するために実践すべき3つの撮影ポイント

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バスケットボールの撮影をしたいんだけど「どんな設定で撮ればいいんだろう」と悩んでいませんか?

今回の記事は誰でも簡単にバスケ写真を撮影することができるように、撮影のコツをポイント3つに絞って紹介!

この記事を読み終えると、バスケ撮影で悩むことなくどんな環境でも撮影に集中でき、かっこいい写真が撮れるようになります!

【基本】カメラの設定を全てマニュアルにする

カメラの露出設定はマニュアルにしましょう!

バスケ撮影は、体育館など明るさが一定な場所で撮影することが多いので、実は撮りやすい撮影ジャンルです。

なぜかというと、明るさが一定ということは、一度カメラの設定をしてしまえば、ほぼ変更することなく撮り続けることができるからです。

よって、カメラの露出は全てフルマニュアルで撮影しましょう!

①:バスケ撮影のカメラ基本設定

まずは撮影現場の明るさを事前に把握することが最も重要!

明るさの固定値というものを作ってしまえば簡単!

バスケ撮影のように明るさが変わらない撮影ジャンルは、設定値がとてもはっきりしたものになります。

各項目は段階的に決めていけば迷わずに設定できるので順番に見ていきましょう。

それでは最初にカメラをM(マニュアル)モードにしてシャッタースピードから設定しましょう!

シャッタースピードの設定

シャッタースピードは640分の1程度あれば十分です。
動きをあえてブレさせたりする場合はこの限りではありません。

絞り値(F値)の設定

当然レンズによって設定できる絞り値は違いますし、表現方法も様々なので絶対値はありませんが、特になにもなければF4程度の絞りがあれば十分ではないかと思います!

最小値が5.6などであれば5.6固定にしましょう。
絞りはF2.8でも構いませんがバスケはプレイヤーが前傾姿勢になることが多いので、選手の顔にピントを合わせていればいいですが外れた時に顔がボケる危険性があるのでF4~5.6程度から始めるのがいいと思います。

ISO感度の設定

ISO感度ですが、先に決めた2つの数値(シャッタースピードと絞り)は固定なわけですから、試し撮りをしながら大体の数値でこちらも固定しましょう。

このときに、ノイズを気にして感度を上げることに躊躇していてはいけません!

暗い写真になる方が問題なので躊躇せず上げていきましょう!

ホワイトバランスの設定

こちらも必ずマニュアルで設定しましょう!

フリッカーの影響が出る場合は難しいですが、それでも粘り強く設定しましょう。

撮影中に変更する必要はありませんし一定値にしておけば後処理も楽ですよ!!

※フリッカー現象というのは蛍光灯のちらつきのことです。
蛍光灯は1秒間に100回(西日本では120回)点滅しています。シャッタースピードが1/100秒(1/120秒)以上だと蛍光灯の点滅の合間をぬって撮影することになるので、写真がおかしな色、明るさになります。
フリッカーレス機能のついたカメラではほぼ100パーセント近く改善しますがそうでないカメラでは”無理”なのでどうするかというと、諦めましょう!後処理で頑張るしかないです!

②:AFは鎖骨付近に合わせる

選手はドリブルの際に前傾姿勢になるので、F値や焦点距離にもよりますが、お腹あたりに合わせていると顔が前ボケになる確率高いです!

それを防ぐには単純に顔付近にピントを合わせることで確実にピントが来ますし、ハッキリと写ります!

問題は、動いている選手の顔付近に合わせ続ける技術ですが、こればっかりは慣れるしかありません!

鎖骨付近で合わせて撮影して、慣れてくれば顔に移行するといいですよ!

また、各カメラにオートフォーカスの補助機能があるので必ず活用しましょう!

ニコンであればAF-Cダイナミック9点撮影などがこれに当たりますね。

単体で撮影する場合は縦構図、競り合いの場合は横構図など切り替えも大事になってくるのでフォーカスのピント位置は重要ですね!

③:一脚を取り付ける


スポーツ撮影には必須アイテムと言ってもいいのが”一脚”です!

構図の安定と長時間撮影でも疲れずらくなるので超重要。

レンズに取り付けるネジ穴がある場合は、撮影中に縦位置回転ができるのでレンズに取り付けることをお勧めします!

一脚は三脚と違ってスペースを取らないので会場で禁止になることは滅多にありません!

ただ、床を傷つけないようにタオルなどで設置部分を保護するのはマナーです!

室内撮影は明るさが一定なので、一度決めた設定を撮影中変更することはほぼありません。

それに加えて一脚での撮影でフレーミングに集中できますよ!

まとめ

・マニュアル設定:明るさは一定なのでオートモードで撮影する必要がない

・AFは鎖骨付近:顔が前ボケになりやすいスポーツなので鎖骨付近でAFを合わせる

・一脚を装着:フレーミングの安定と長時間撮影でも疲れない一脚はスポーツ撮影に必須

この3つのポイントを実践していけば必ずバスケ撮影が上手くなります!

カメラオートで撮影すると、室内スポーツに至っては逆効果です!

撮影の失敗原因も、オートにしてしまうと永遠にわからないままとなりますので技術向上においても結果的に遠回り・・・

バスケ撮影はサッカーや野球に比べても、かなり撮りやすいジャンルになるので設定を固定した上で構図とタイミングにじっくり集中して撮影しましょう!

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