400mm f2.8 通称ヨンニッパを手にした僕は仕事が増えた

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みなさんこんにちは(*´꒳`*)

今回はニコンユーザーの僕自身が、単焦点超望遠レンズで最も明るい部類に入る「400mmf2.8」通称ヨンニッパを使うようになって、どのように写真感が変わったかをレビューしてみたいと思います。

  • この記事でわかること

400mmF2.8を買う理由

400mmF2.8を買って仕事が増えた理由

この記事を書いている僕はカメラマンとして、ニコンカメラをメインに様々なレンズ、ボディで撮影してきました。今回紹介する単焦点レンズAF-S NIKKOR 400mm f/2.8E FL ED VRも実際に使っているので、作例を交えて記事を書いています。

400mmF2.8(ヨンニッパ)を買った理由

ざっくりまとめると次の3点です。

  • ①本気で仕事に取り組むため
  • ②遠回りしなくて済む
  • ③撮影に集中できる

①〜③の順番に紹介します。

ヨンニッパはすごく高いレンズでしたが、その当時あまり悩むことなく購入に踏み切る事ができました。理由を順番に解説します。

①本気で仕事に取り組むため

「本気でやるんなら機材もいい物揃えるんだよ」

これは先輩の言葉で、僕が400mm単焦点レンズを買うきっかけになった言葉です。

僕はサッカー好きという理由だけで、カメラマンを目指していました。サッカーを間近でみられて写真まで撮れるなんて、サッカーカメラマンは最高の仕事です!

そこで、少年サッカーの撮影の仕事から始めたのですが、最初使っていたのはシグマさんの50-500mmの望遠ズームレンズでした。

全員撮影を要求される少年サッカー撮影において50-500mmのレンズは最強のレンズで、これを使って撮影できなかったら機材のせいにしてはいけないレベルと言っていいです。そんなレンズでもやはりデメリットはあって、AFの精度やF値の大きさ、そして画質ですね。

サッカーには400mm以上が必須です。この焦点距離が最高画質だとサッカー写真の品質がものすごく上がります。詳しくは【初心者向け】サッカー撮影に適したレンズの選び方、手順で解説でも解説しています。

カメラに関しては、D7100というNikonのAPS-Cカメラを使っていましたね。全然悪くはないですがフルサイズに比べるとどうしても画質が落ちます。

そんな中、とあるサッカー大会を撮影した帰りの車中での会話で、カメラマンの先輩が話しの流れで「本気でやるんなら機材もいい物揃えるんだよ」と一言。

これは僕に向けて言ったものではなく本当に話の流れ上だったのですが、ものすごく納得してしまい、この時にレンズをいいものに新調しようと決めました。

カメラもD7100からD4sという当時出たばっかりだったNikonのフルサイズ最上位機種を購入することになったんですが、それについてはまた後日記事にしてみます。

②遠回りしなくて済む

レンズを最高峰のものにすると、たくさんある種類のレンズと比べる事がなくなるので、結果的にレンズ選びで遠回りする事がなくなります。

レンズ選びは時間がかかります。実際使ってしっくり来なければ将来的に売りに出してその予算内で買い替えてを繰り返すとなかなか抜け出せなくなります。

最初に一番いいレンズを買ってしまうのはかなり怖いですが、腹をくくるなら思い切った方が遠回りしないで済むので有意義だと思ったわけです。

③撮影に集中できる

②で紹介した内容にリンクしますが、レンズ選びに失敗はしていないという排水の陣モードになれるので、己の撮影技術と撮影タイミングのみに集中できます。

まさにあらゆる雑念が消えるので写真が上達していきました。もちろんズームレンズから単焦点、それも400mmでしたので慣れるまでは相当苦労しましたが、ズーム撮影では得られない何十倍もの最高の経験を得る事ができました。

機会があれば400mmレンズで撮影することによってどのように撮影技術が向上したかも記事にしてみようと思っています。

400mmF2.8(ヨンニッパ)を買って仕事が増えた理由

ざっくりまとめると次の2点です。

  • ①クライアントが機材で判断してくれる
  • ②カメラマンから仕事をもらえる

①〜②の順番に紹介します。

機材がいろんな現場に連れて行ってくれた感じですね。これは会うカメラマンみなさん同じようなことをおっしゃっているので共通認識だと思っています。

それでは順番に解説していきます。

①クライアントが機材で判断してくれる

撮影案件をくださるクライアントさんは、撮影機材を基準に仕事をくれる事が多いです。その撮影のほとんどは暗い場所での撮影だったり、スピード感の求められる場所だったり簡単な撮影ではない場合が多いですが、その分得るものも大きいですし、撮影ジャンルも広がってどんどんクライアントとの関係性も深まっていきました。

「この撮影はこの機材を扱えるカメラマンでないとお願いできない」

そんな仕事がある時にその機材を持っていないと当然候補にすら入る事ができないので仕事のチャンスが減ります。

大は小を兼ねるので、下の仕事はできても上の仕事はできません。機材が現場に迎え入れてくれました。

②カメラマンから仕事をもらえる

400mmレンズなんかを使う人は人を撮影する分野ではスポーツカメラマンにほとんど限定されていますが、そのなかでもカメラマン同士の繋がりはとても大事です。

大金叩いて撮影する覚悟をもって取り組んでいるカメラマン同士にはそのコミュニティが生まれやすいので、カメラマン同士で仕事の紹介をし合ったりすることがよくありました。

もちろん単焦点でなければコミュニティがないかというとそんなことはありません。それはそれであるのですが、単焦点400mmレンズのコミュニティはうまく言い表せないですが面白かったです。

類は友を呼ぶというか、途中経過をすっ飛ばして話ができるというか、それぐらい魔法的な力があったので、写真を見てもらえば信頼されやすかったですしいい関係性が気付けたかなと思っています。

「今度○○の撮影手伝ってよ」と気軽に言ってもらえるようになった時はとても嬉しかったです。

400mmF2.8でカメラマンになれた

以上、長々とつたない文章で主観バリバリにまとめてみましたが、400mm単焦点を使ってきた感想はこんな感じでした。

撮影ジャンルごとに最高のレンズって数本決まっていると思います。その中でレンズを決める時に一本いいレンズ買えば時間とお金を余計に消耗しなくて済むので撮影に集中できます。

僕の撮影ジャンルでは400mmF2.8が一番いいかなと思って購入しましたが後悔したことは一度もありませんでした。

ポートレートレンズではニコンの105mmF1.4はポートレート撮影するならマジおすすめで紹介している105mmレンズがそれに当たりました。

もし今レンズ選びで迷っている人がいたらこの記事が少しの参考になれば幸いです。

以上です!最後までお読みいただきありがとうございました。

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