ニコンの105mmF1.4はポートレート撮影するならマジおすすめ

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ニコンユーザー「ポートレート撮影に105mmF1.4の単焦点レンズ考えてるんだけど、あんまり馴染みがない焦点距離だし上手く使えるのか不安だな。いいレンズらしいけど高いし後悔したくないな。単焦点105mmってぶっちゃけどうなの?」

そんな悩みに答えます。

この記事でわかること

  • 105mmF1.4の使い心地
  • 105mmF1.4の上手な使い方

この記事を書いている僕はカメラマンとして、ニコンカメラをメインに様々なレンズ、ボディで撮影してきました!今回紹介する単焦点レンズAF-S NIKKOR 105mm f/1.4E EDも実際に使っているので、作例を交えて記事を書いています。

レンズ非対応の機種一覧
D2シリーズ、D1シリーズ、D200、D100、D90、D80、D70S、D70、D60、D50、D40シリーズ、D3000とフィルム一眼レフ
最新ファームウエア更新が必要な機種
D4、D3X、D3S、D3、D800、D800E、D700、D600、D300S、D300、D7000

ニコン105mmF1.4の使い心地【ポートレートレビュー】

ざっくりまとめると次の3点です。

  1. オートフォーカスは?
  2. どんな写り?
  3. サイズ感は?重たい?

①〜③の順番に紹介します。

個人的にこの辺のスペックは、実際使ってみないと個人差もありますし話半分で流し読みしていただく感覚でいいかと思ってます。
実際に様々なレンズやカメラを使ってきて、合う合わないは結局個人差だと思うようになりました。

「完璧なレンズが欲しい」という気持ちは捨てましょう。それぞれ得意不得意があるので用途・目的にあったレンズを選んだほうがいいかなと。

それではさっそく、僕が実際に撮影した写真も元に紹介しますね。

①オートフォーカスは?

オートフォーカスは爆速という感じではなく、かといって遅くもないので速めといった感じですね。

ポートレート撮影は速度よりも精度重視なとこもあるので、このレンズの場合特にピント合わせを慎重にしないと難しいです。理由は解放F値が1.4でさらに中望遠なので被写界深度が浅いためちょっと動くとピント位置がずれます。この辺は感覚的に合わせる必要があるので慣れが必要ですね。

②どんな写り?

ここが一番気になると思うので作例を載せますね。

2枚ともフルサイズカメラの解放F値1.4で撮影しています。左の写真ををご覧いただくとわかるように背景がものすごくボケます。解放だとレモンボケ、F2.8以上に絞ると玉ボケに近づいていき、シャープさも増す感じですね。

右の写真も開放絞りF1.4です。中望遠なので全身撮影にはかなり距離が必要ですが、背景も二重線などなく綺麗にボケます。

③サイズ感は?重たい?

簡単にスペックをまとめると

  • 重さ:約985g
  • 大きさ:約94.5mm(最大径)×106mm

重さは約1kgありまして、ずっしりときますね。ただ個人的には、サイズはちょうどいい感じかな?と思っています。

参考までに、僕のお気に入りのカメラ「D750」との組み合わせだとレンズの方が重いので、しっかり支える必要があるかなって感じですね。D750は本当にコスパが最高すぎるので気になる方は【D750レビュー】画質最高!暗い所で撮っても無理が効く。で紹介してます。

105mmF1.4の上手な使い方【ポートレート】

要点をまとめてみました。

  1. 距離感を掴む
  2. 臨機応変に絞る
  3. ピントをAFに頼らない

①〜③の順番に深掘りします。

105mmの単焦点レンズは上手く使いこなせばすごく綺麗に撮影できる反面、被写界深度がかなり浅いのでピント合わせが難しいです。特に、ピント合わせは重要なので慣れるまで頑張りましょう。

①距離感を掴む

105mmの中望遠レンズってモデルさんから一定の距離を取らないと上半身のバストアップ撮影もきついんですよね。これが85mmレンズとかだとだいぶ楽なんですが、やはり105mmの中望遠レンズで撮影した時の背景ボケは魅力です。

しっかり距離感を掴んで体に覚え込ませましょう。

②臨機応変に絞る

これが結構難しくて、僕も開放絞りばっかりで撮影しがちなんですよね。F1.4ってすごくボケるし普段使えないF値だからどんどん使いたいですよね。でも逆に背景がボケすぎてせっかくのロケ地がぼやけてしまうこともあります。
正解はありませんが、状況に応じて絞って撮影することも大切かもしれません。

③ピントをAFに頼らない

ピントがかなりシビアなので、ピント合わせはすごく苦労します。カメラの性能にもよりますがAFだけに頼るとモニターで確認した時に外していることが結構あります。

なので、AFで大まかにピントを合わせたら、自分が前後に動いて微調整する感じで撮影しています。動くといってもほんとに数センチ数ミリ単位なので感覚的に合わせにいく感じですね。手ぶれ補正もないのでしっかり合わせにいきましょう。

105mmF1.4を使いこなせればポートレートがもっと楽しくなる

以上、長々とまとめてみましたが、このレンズが使いこなせれば他のレンズが目に入らなくなります。

実際このレンズを買って満足できない人はどんどんレンズを買い替えちゃうタイプの人かなって思います。もちろん広角をダイナミックに撮ったりは向いてないので、ポートレートなど、撮影イメージと合致したなら遠回りせずにこのレンズをお勧めします。

一本いいレンズ買えば時間とお金を余計に消耗しなくて済むので撮影に集中できますよ。

以上です!最後までお読みいただきありがとうございました。

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