「レンズを買うときに保護フィルターもおすすめされるんだけどあれって必要なの?ネットとかで調べたら画質が落ちるとか見かけたから付けないほうがいいのかな?実際のとこフィルターってつけたらどんなメリットがあるんだろう」
今回はそんなお悩みにお答えする記事です。
この記事ではレンズフィルターの役割と画質への影響など、気になるレンズフィルターについて解説しています!
僕自身も今まで何本もレンズを購入し、ほとんど全てにレンズフィルターを装着して撮影してきました。今までの経験を元に、フィルターを装着することのメリットとおすすめのレンズフィルターを合わせて紹介します!
今回の内容は、レンズのメンテナンスにも関わることなので是非参考にしてみてください。
この記事の内容
- レンズフィルターの役割
- レンズフィルターを付けると画質が落ちるのか?
- レンズフィルターを付けるべき理由
- おすすめのレンズフィルター
それでは順番に解説していきます。
目次
レンズフィルターとは?
レンズフィルター、またの名をプロテクターとはレンズの先端につける1枚の保護ガラスのことです。
取り付け方法としては、レンズ本体をよく見るとねじ切りの溝が見えると思います。そこに合わせて大きさの合うレンズフィルターを取り付けて装着する仕様となっています。
この仕様はオールドレンズであっても同様に装着できるようになっているのでレンズフィルターの歴史はとても古く、仕様もメーカー問わず変わらないのが特徴です。
※魚眼レンズなど一部装着できないレンズもあります。
レンズフィルターで画質は落ちる?
レンズフィルターを取り付けると画質が落ちると言われることがあります。
結論でいうとほぼ変わりません!
厳密に言えば少し落ちるらしいですが人間の目で見て違いを見分けることは不可能なので画質は落ちないと断言します!
やたらに汚いフィルターを使うと流石に影響しますが、少しの傷や汚れでは画質にもほぼが出ないので気にしなくて良いですよ!
【必要?】レンズフィルターを付けるべき理由とメリット
それではレンズフィルターを装着するとどのようなメリットがあるのでしょうか?付けたほうが良い理由も兼ねているのでぜひご覧ください!
主なメリットは下記の通り
- レンズへのキズや破損を守ってくれる
- 水滴や汚れに強くなる
- レンズ表面の掃除がしやすくなる
- カビが生えてもフィルターが犠牲になる
- 【番外編】レンズをオシャレにデコれる
中でもキズ・汚れ防止やメンテナンスがしやすくなる点が特に重要でして、フィルターを装着する大きなメリットになっていると言えます。
それぞれ具体的に解説していきます。
レンズへのキズや破損を守ってくれる
レンズがむき出しの状態で撮影していると、意図しないところで車が跳ね上げた石がレンズに当たる、移動中にレンズ表面が草木に擦れたりなどでキズが入ってしまう可能性など、撮影中はレンズに対するあらゆる危険が色々な場面で常に潜んでいます。
そんなときにレンズフィルターを装着していれば、キズは入ってもフィルターが犠牲になってくれるので、本体は無傷で済みます。
仮に強くぶつけてしまってもフィルターのみが割れてレンズは大事に至らないなんてこともありえます。
フィルターは2000円程度で交換できてもレンズ本体に入った傷やダメージは修理で数万〜数十万円コースです。これだけでもレンズフィルターを取り付けておく大きなメリットと言えるでしょう。
なので僕はレンズを購入するときは必ずフィルターもセットで購入しています。
水滴や汚れに強くなる
レンズ表面に油汚れやら泥水なんかがついたらげんなりですよね・・・。掃除しようにも時間がかかる。そんな時にフィルターをつけていれば取り外したら綺麗なレンズが顔を出します!
雨が降って濡れても雑にふけるし悪天候や砂埃まう過酷な環境でも必須アイテムとなっています。
レンズ表面の掃除がしやすくなる
先ほども少し触れましたが、レンズを掃除する時にフィルターがほどんどの汚れの犠牲になってくれています。
そのため、日々のメンテナンスはフィルターを外してレンズ表面を軽く拭く、または埃を吹き飛ばす程度で済みます。
フィルターももちろん掃除が必要ですが、レンズ本体より神経質にならずにガシガシ拭けるので精神衛生上も気が楽で良いこと尽くしです。
レンズやフィルターの掃除には「レンズペン」があるとなお最強なのでおすすめ。
https://next-movie.work/lenspen/
気になる方は是非合わせてお読みください。
カビが生えてもフィルターが犠牲になる
なんでも犠牲になってくれるフィルターくんですがなんとカビまで守ってくれます!
相手がカビなので万能ではありませんから話半分程度で読んで欲しいのですが、経験上何本かレンズにカビを生やしてしまったことがありました。
ショックを受けつつカビの生えたレンズフィルターを外すとカビはフィルターのみに生えていてレンズは無傷でした。もしフィルターをしていなかったらレンズに直接カビが生えていたかもしれないと思うとかなり助かりました。
レンズフィルターはそういった場面でも、サッカーで言うところのゴールキーパー的な役割として最後の砦になってくれます。是非取り付けましょう。
【番外編】レンズをオシャレにデコれる
レンズフィルターは黒色の物が主流ですが、シルバーやレッド、ブルーなど色つきのものも出ていてレンズをかわいくオシャレにすることもできます!
同じレンズでもレンズフィルターで色を加えることで撮影も楽しくなるのでお気に入りのレンズフィルターを探してみるのも楽しいかもしれません。
【一択】おすすめのレンズフィルター
僕は今までレンズ保護フィルターを何種類か使ってきましたが、その中には拭き心地に差があったりレンズキャップがうまくはまらない物がありました。
そこでたどり着いたのがKenKoさんが出しているPRO1Dシリーズです。拭き心地もフィルターの薄さもバッチリで今でも毎回同じシリーズを使い続けています。
Kenko レンズフィルター PRO1D
レンズのキャップの裏などに〇〇mmと記載されてたりするので同じサイズの物を購入すればOKです。わからなければレンズ名の後ろにフィルター径といれてググれば出てくるのでチェックしてみましょう!
例:AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR フィルター径
まとめ:レンズ保護フィルターは絶対必要!
今回はレンズ保護フィルター(プロテクター)について記事にしてみました。メリットだらけなので個人的にはつけないという選択肢はあり得ないので絶対に必要!というのが正直なところです!
もし手持ちにつけていないレンズがあれば、メンテナンスも楽になるしメリットだらけなので全てのレンズに装着することをお勧めします!
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